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モバイルバッテリーの寿命はどれくらい?充電できない時の原因と対処法

モバイルバッテリーは、スマートフォンやタブレットを活用する場合、外出時の充電に欠かせないアイテムです。
いざ充電しようとした時に、突然充電できなくなると困りますよね。

この記事では、モバイルバッテリーの寿命の目安や充電できなくなったときの原因と対処法について詳しく解説します。

目次

モバイルバッテリーの寿命はどれくらい?

モバイルバッテリーは、繰り返し使用するうちに徐々に性能が低下し、やがて寿命を迎えます。ここでは、バッテリー寿命の目安と劣化のサインについて説明します。

バッテリー寿命の目安

一般的なモバイルバッテリーの寿命は、約300〜500回の充放電サイクルとされています。1回の充放電サイクルとは、バッテリーを完全に充電し、その後完全に放電する一連のプロセスを指します。このサイクルを繰り返すことで、バッテリーの容量が徐々に低下していきます。

劣化のサインとは?

モバイルバッテリーが劣化すると、いくつかの兆候が現れます。
充電時間が長くなったり、フル充電しても以前より早くバッテリーが切れる場合は、寿命が近づいている可能性があります。また、

バッテリーが膨張している場合は、すぐに使用を中止し、適切に処分する必要があります。

モバイルバッテリーが充電できない時の原因

突然モバイルバッテリーが充電できなくなることがあります。その原因はいくつか考えられます。

ケーブルや充電器の不具合

最初に確認すべきは、充電ケーブルや充電器です。これらのアクセサリーが劣化したり、断線していると、バッテリーに電力が正しく供給されません。別のケーブルや充電器を使って試してみることが重要です。

接触不良や端子の汚れ

モバイルバッテリーの充電端子部分に汚れやほこりがたまると、接触不良を起こし、充電ができなくなることがあります。端子部分を清潔に保つために、乾いた布や綿棒を使って汚れを取り除きましょう。

バッテリー自体の劣化

バッテリー自体が劣化している場合、充電ができなくなることがあります。

特に、バッテリーの充放電サイクルが限界に達している場合は、交換が必要です。劣化したバッテリーを無理に使い続けると、発火や爆発のリスクがあるため、注意が必要です。

モバイルバッテリーの寿命を延ばす方法

モバイルバッテリーの寿命をできるだけ延ばすためには、日常の使い方が重要です。以下の方法でバッテリーの劣化を防ぎましょう。

適切な充電サイクルの実践

バッテリーを完全に使い切る前に、20〜80%の範囲で充電することが、バッテリーの寿命を延ばすために推奨されます。これにより、バッテリーに過度な負荷をかけず、劣化を防ぐことができます。

バッテリーの残量を確認するには、本体にLEDで表示されるタイプや、残量を%で表せるタイプがあります。

高温・低温環境を避ける

バッテリーは温度変化に敏感です。高温や低温の環境での使用や保管は、バッテリーの劣化を加速させる原因となります。できるだけ常温の環境で使用し、直射日光を避けることが重要です。

長期間未使用時の保管方法

長期間使用しない場合でも、バッテリーは自然放電して劣化することがあります。50%程度の充電を保った状態で、涼しく乾燥した場所に保管することで、劣化を防ぐことができます。

充電できない時の対処法

モバイルバッテリーが充電できなくなった場合の対処法について解説します。

ケーブルと充電器を確認する

まずは、別のケーブルや充電器を使って充電を試みます。これで充電できる場合は、ケーブルや充電器が原因である可能性が高いです。複数のデバイスで試すことで、原因を特定しやすくなります。

バッテリーのリセットを試す

一部のモバイルバッテリーにはリセット機能が搭載されています。リセットボタンを押すか、説明書に従ってバッテリーをリセットすることで、問題が解決することがあります。ただし、リセット後も問題が続く場合は、バッテリーの劣化が原因かもしれません。

修理や交換を検討する

バッテリーの劣化や内部の故障が原因で充電できない場合は、修理や交換を検討する必要があります。保証期間内であれば、メーカーに連絡して対応を依頼することが可能です。また、保証期間外の場合でも、信頼できる修理業者に相談することで、バッテリーを再び使用できるようになることがあります。

モバイルバッテリーの適切な処分方法

寿命が尽きたモバイルバッテリーは、適切に処分することが重要です。環境に配慮した処分方法を以下に紹介します。

安全に処分するためのポイント

モバイルバッテリーは、通常のゴミとして捨てることはできません。リチウムイオン電池を含むため、適切な方法でリサイクルする必要があります。家電量販店や自治体のリサイクルボックスを利用して、安全に処分しましょう。

環境に優しいリサイクル方法

バッテリーをリサイクルすることで、貴重な資源を再利用することができます。

自治体や企業が提供するリサイクルプログラムを利用することで、環境負荷を軽減することができます。また、リサイクルする前に、バッテリーの端子部分をテープで保護し、ショートを防ぐことも忘れずに行いましょう。

まとめ

モバイルバッテリーの寿命は、通常300〜500回の充放電サイクルとされていますが、使用方法によって寿命を延ばすことが可能です。

突然充電できなくなった場合は、まずはケーブルや充電器、端子部分の確認を行い、それでも解決しない場合はバッテリーの劣化を疑いましょう。バッテリーが寿命を迎えたら、適切に処分することが環境保護にも繋がります。

この記事を参考にして、モバイルバッテリーを長持ちさせ、安全に使用しましょう。

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