コンセント付きモバイルバッテリーおすすめ5選!選び方や注意点も解説

電源プラグが一体型で、コンセントに挿して本体を直接充電することができる、コンセント付きモバイルバッテリー。コンセントがある場所ならどこでもバッテリーに充電することができ、充電器としても使用できる点が魅力です。
しかし、本体のサイズや容量もさまざまで、どれを選べばよいか迷いますよね。

コンセント付きモバイルバッテリーは、バッテリーと充電器を別々に持たなくていいので、持ち忘れもなく、どこでも充電できる便利さから注目されています。

コンセント付きモバイルバッテリーの選び方のポイントや、おすすめコンセント付きモバイルバッテリーを、バッテリー容量と本体サイズに焦点を当ててご紹介します。

目次

コンセント付きモバイルバッテリーを選ぶポイント

コンセント付きモバイルバッテリーを選ぶのに気をつけたいポイントが有ります。
自分のライフスタイルや、使用するデバイスによってどれを選べば良いのかを説明していきます。

バッテリー容量

モバイルバッテリーを選ぶ際に最も重要な要素の一つがバッテリー容量です、コンセント付きバッテリーに限りませんが、バッテリーを選ぶ際に気をつけたいのはバッテリー容量をいくつにするかです。

バッテリー容量は、mAh(ミリアンペアアワー)で表され、これが大きいほど多くの電力を蓄えることができます。

バッテリー容量が大きくなると、バッテリー本体のサイズも大きくなる傾向があります。しかし、持ち運びのしやすさを考えると、できるだけコンパクトなものを選びたいところです。

例えば、スマートフォンを数回フル充電したい場合には、10,000mAh以上の容量があると安心ですが、最近はカフェなどでコンセントがある場合も多く見られます。
バッテリーとしては、とりあえずスマートフォンの充電ができればいいと考えれば、軽さを優先して5,000mAhでいいのではないかと思います。

実際にモバイルバッテリーから充電する場合には、記載容量の7割程度しか使えないと考えておいてください、電圧変換などのロスによって充電に使える容量は7割程度です。

ノートパソコンやタブレットもフル充電したい場合は、20,000mAh以上の大容量バッテリーが必要になりますが、コンセント付きモバイルバッテリーは「5,000mAh」か、「10,000mAh」の製品だけですので、ノートパソコンやタブレットをバッテリーで充電するのは非常用と考えたほうが良いです。

以下は主なモバイル製品のバッテリー容量です。
ご自分のモバイル製品がどのくらいのバッテリー容量なのか確認してみてください。

機種バッテリー容量
iPhone153,349mAh
iPhone 15 Plus4,383 mAh
iPhone 143,279 mAh
iPhone 14 Plus4,325 mAh
Pixel 94,700 mAh
Pixel 9 Pro XL5,060 mAh
Galaxy S244,000 mAh
Xperia 1 VI5,000 mAh
iPad Air(第10世代)7,606 mAh
Macbook Air (M3)52.6Wh*
*mAhに換算すると約14,200mAh

コンセント付きモバイルバッテリーは、充電器を内蔵するため一般的なモバイルバッテリーよりも重く大きくなりがちです。

最近は、外出時にコンセントのある環境も増えてきましたので、コンセント付きモバイルバッテリーは充電器としても使えるという特性から軽量な5,000mAhでも問題ないと思います。

バッテリー本体サイズ、重量

日常的に持ち運ぶなら、軽量でコンパクトなモデルがおすすめです。
カバンに入れることを考えると形状も大事になってきますが、容量が大きくなると本体サイズ、重量共に大きくなる傾向にあります。

充電ポートの種類と数

充電ポートの種類や数も重要なポイントです。

USB-AやUSB-Cポートを複数搭載しているモデルを選ぶことで、複数のデバイスを同時に充電できるので利便性が高まります。

パススルー充電対応

パススルー充電対応モバイルバッテリーとは、モバイルバッテリーとスマートフォンなどのデバイスを同時に充電できる製品のことです。

コンセント付きモバイルバッテリーの場合は、コンセントにさすだけで本体バッテリーへの充電が自動的に行われ、接続デバイスへの充電も同時に行われます。

これがパススルー充電対応でない場合には、コンセントにさしても、モバイルバッテリーが満充電されるまで接続デバイスには給電されません。もしくは、コンセントを外すことでバッテリーからの給電が始まります。

コンセント付きモバイルバッテリーのおすすめ5選

製品名バッテリー容量サイズ・重量ポート本体充電
Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)5000mAh約113 x 30 x 30mm (※プラグ部を除く)
約170g
USB-C コンセント
Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)5000mAh約83 x 50 x 31mm (プラグ部を除く)
約200g
USB-C / 内蔵ケーブル(USB-C )コンセント / USB-C
Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)10000mAh約108 x 51 x 31mm (プラグ部を除く)
約250g
USB-C / 内蔵ケーブル(USB-C )コンセント / USB-C
Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)5000mAh約71 x 60 x 31mm(プラグ部を除く)
約200g
USB-C ポート×2コンセント / USB-C
ELECOM DE-AC06-5000WF5000mAh幅約81mm×奥行約34mm×高さ約71mm(プラグ部を除く)
約175g
USB-A ポート×2コンセント

Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000)

リップスティック型で、ポーチやミニバッグにもすっぽりと収まる小型デザイン。
ストラップ付きで取り出しやすく、折りたたみ式プラグを採用しているため持ち運びにも最適です。

ブラック、ブルー、ホワイト、ピンクの4色から選ぶ事ができます。
20W出力で、急速充電が可能です。

細長い形状ですので、カバンに入れやすく、20W出力なので急速充電が可能ですので、スマホだけであれば十分だと思います。

ただ、一点気をつけたいのが、コンセントに挿した状態では下図のように本体が細長いのとUSBポートの位置から、USBポートがコンセントを塞いでしまうという感じになってしまいます。

また、出力が20Wですので、パソコンの充電は厳しいです。

Anker Power Bank (30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)

ブラック、ホワイト、ブルー、ピンク、グリーン、パープルの6色から選ぶ事ができます。

折りたたみ式プラグを採用し、コンセントに挿すだけで本体への充電が可能。
USB-Cケーブル一体型のため、別途充電器とケーブルの持ち運びが不要となり、ケーブルの持ち忘れで充電出来ないということは防げます。
USBポートはType-Cがもう一つありますので、2台同時に充電可能です。

充電器としては最大30Wありますので、MacBook Airにも充電可能

充電器としては最大30Wモバイルバッテリーとしても最大22.5W出力で急速充電が可能です。

パススルー充電に対応

コンセントにさすだけで本体への充電が自動的に行われます。お使いの機器への充電時もモバイルバッテリーに充電されるため、充電忘れがありません。

Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)

ブラック、ホワイト、ピンク、ブルー、パープルの5色から選ぶ事ができます。

折りたたみ式プラグを採用し、コンセントに挿すだけで本体への充電が可能。
USB-Cケーブル一体型のため、別途充電器とケーブルの持ち運びが不要です。

充電器としては最大30Wモバイルバッテリーとしても最大30W出力で急速充電が可能です。

バッテリーの容量が10000mAhですので

パススルー充電に対応

コンセントにさすだけで本体への充電が自動的に行われます。お使いの機器への充電時もモバイルバッテリーに充電されるため、充電忘れがありません。

Anker 521 Power Bank (PowerCore Fusion, 45W)

ブラック、ホワイト、グリーン、パープル、ブルーの5色から選ぶ事ができます。

2つのUSB-Cポートを搭載し、合計最大45W出力でiPhoneとMacBook Airを2台同時に充電できます。
※最大45W出力は充電器として使用した場合

最大出力45Wで、MacBook Airにも充電可能。

パススルー充電に対応

コンセントにさすだけで本体への充電が自動的に行われます。お使いの機器への充電時もモバイルバッテリーに充電されるため、充電忘れがありません。

ELECOM DE-AC06-5000WF

2ポート合計2.4Aの出力が可能

USB-A ポートが2ポート有るので、USB-Aのケーブルを使いたい方にはおすすめです。

MacBook Pro/Airの充電に必要なワット数

充電器として使う場合に、最近のMacBook Pro/Airの充電に必要なワット数をまとめてみました。

モデルワット数発売年CPU技術仕様
MacBook Air 15インチ35W2024年Apple M3Apple公式
MacBook Air 13インチ35W2024年Apple M3
(10コアGPUまたは512GBストレージ)
Apple公式
MacBook Air 13インチ30W2024年Apple M3 (8コアGPU)Apple公式
MacBook Pro 16インチ140W2023年Apple M3 Pro
Apple M3 Max
Apple公式
MacBook Pro 14インチ96W2023年Apple M3 Pro(12コアCPU)
Apple M3 Max
Apple公式
MacBook Pro 14インチ70W2023年Apple M3 Pro(11コアCPU)Apple公式
MacBook Pro 14インチ70W2023年Apple M3Apple公式
MacBook Air 15インチ35W2023年Apple M2Apple公式
MacBook Pro 16インチ140W2023年Apple M2 Max
Apple M2 Pro
Apple公式
MacBook Pro 14インチ96W2023年Apple M2 MAX
Apple M2 Pro(12コアCPU)
Apple公式
MacBook Pro 14インチ67W2023年Apple M2 Pro(10コアCPU)Apple公式
MacBook Pro 13インチ67W2022年Apple M2Apple公式
MacBook Air 13インチ30W2022年Apple M2Apple公式

まとめ

コンセント付きモバイルバッテリーは、容量やサイズに多様性があり、自分の用途に合ったものを選ぶことが可能です。

軽量でコンパクトなAnker PowerCore Fusion 5000など、さまざまな製品が市場に出ています。この記事を参考に、自分のニーズに最適なモバイルバッテリーを見つけ、どこでも安心してデバイスを使える環境を整えましょう。


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